薬剤師専門のキャリアコンサルタントからの転職アドバイス

薬剤師キャリアコンサルタントからの転職アドバイス

 本ページでは、「薬剤師専門のキャリアコンサルタント」の方からのアドバイスを公開している薬剤師の求人サイトから、転職希望者の気になる「転職に失敗する理由、その落とし穴」、「長く働ける職場を見つけるチェックポイント」、そして、「薬剤師さんの転職成功例」などの役立ちそうな情報について、拾い上げて紹介して見ました。

 

 いずれも的を的確に突くような、すばらしいアドバイスが多く見られました。かなり参考になるのではないでしょうか。ここに挙げられた内容は、薬剤師という職業に限らず、多くの転職希望者に共通に役に立ちそうな気がしました。

 

【転職に失敗する理由】

 

 今回は私が長年薬剤師さんの転職のお手伝いをさせて頂いている中で感じた「転職に失敗する理由」についてお話したいと思います。

 

早期退職をされた方にお話を伺うと皆それぞれ様々な理由があります。

 

「管理薬剤師と合わない」
「残業がないと言われていたのに毎日残業がある」
「実際に通勤してみたら遠くて続けていく自信が無くなった」
「職場の若い子達が私語ばかりしていて合わない」
「事務員さんがピッキングをしている」
「門前薬局へ初めて勤務したら投薬時間が少なくてつまらなかった」
「職場の体育会系のノリが合わない」

 

などです。

 

 誰だって転職は慎重にするものですが、なぜ失敗をしてしまったのでしょうか?100%は不可能だとしても、ある程度転職先の職場を知ることは可能ですし、すべきです。

 

よくあるのが面接を会社の本社でやってそのまま現場を見ずに就業されるケースです。毎日一緒に働くのは社長や人事ではないのですから、現場見学は100%してください。

 

それから我々のようなコーディネーターに、ご自分の性格や主義趣向をよく伝えてください。現場を調べるのも我々の仕事ですから事前によく調査を行って、こんな職場ですとご説明します。

 

 条件面だけで判断するのではなく、一番は「人間関係」ですから、冷静に合う合わないをご判断ください。どうしてもご自分で判断でき無い時は我々にお任せください。出来る限りの事前調査とアフターフォローをさせて頂きます。

 

 ★このアドバイスは、エムスリーキャリア(m3.com Pharmacist)のキャリアコンサルタントより

 

【給与が高い求人の3つの落とし穴】

 

 高年収・高時給の裏側を見抜くための事前確認ポイント3点をご紹介します。

 

 ●チェック1.業務負荷の増加による給与アップ

 

 残業が多い、一人薬剤師の体制で休みもほとんど取れない、土日出勤があるなど、労働環境が苛酷であるため給与が高く設定されていることもあります。

 

 処方箋の内容が重いなど求人情報からイメージするよりも業務量が多い場合や、薬剤師の人数配置が適切ではない職場もありますので、あなたが納得できる業務負荷であるのか事前に確認してみましょう。

 

 ●チェック2.交通の便が悪いエリア

 

 主要な沿線から離れている立地にあり、採用が難しい店舗もあります。仕事内容ならともかく、通勤時間が増えること位は大したことはないだろうという方もいらっしゃいますが、生活時間のスタイルが変わることが想像以上に苦痛となったという声も多く聞かれます。

 

 これから毎日通勤するのですから、何時に家を出るのか?帰宅の時間は?など、ご自身の生活スタイルに大きな影響が出ないかどうかの吟味は軽視しないことをお勧めします。

 

 ●チェック3.離職率が高い職場ではないか

 

 勤務条件や人間関係が良くない等で安定した採用ができていない職場は、給与を手厚くしているケースもあります。

 

 退職者が続いている場合でも、結婚・転居など明確な理由での退職であれば問題ありませんが、ほとんどが職場への不満が原因で辞めていれば要注意だと考えましょう。

 

 職場の離職率やその事情というのは、求人には出ていなくて直接聞きづらいことですし、職場によっては内情を隠そうとするケースもあります。

 

 しかし、増員募集か、欠員募集のどちらかなどによって求人が発生した状況は見えてきますので、弊社では募集の背景は必ず確認するようにしています。

 

 ★この転職アドバイスは、日本調剤ファルマスタッフのコンサルタントより

 

【長く働ける職場を見つけるには】:チェックポイント3つ

 

●チェック1.安定して収益を出せている企業か

 

 仕事が楽しいと思えることは長く働いて行ける秘訣ですが、“仕事の楽しさ”は業務内容以外(職場の雰囲気や福利厚生等)のことも関係してきます。

 

 例えば、プライベートも大切にしてお休みを重視したい方の場合、何名の薬剤師で運営を行なっているかの確認が必要です。

 

 休暇の取りやすい職場では、ギリギリの人数での運営ではなく、ある程度社員の休みを想定した計画的な運営管理を行っています。これは余裕のある企業の特徴で、「安定して収益を出せている企業」と言っても良いかと思います。

 

 ●チェック2.調剤薬局における安定性の判断ポイント

 

 第一に、応需している病院又はクリニックに患者が集まっているかどうか。処方元の医療機関が流行っていないともちろん患者も来ないわけですから、安定した収益は見込めません。

 

 第二に、一昔前とは違って薬価差益が少なく利益率はどこも厳しいはずです。よって、店舗数が多い大手チェーン薬局は薬の一括購入ができるので有利です。

 

 第三に、薬剤師の配置人数・処方箋1枚あたりの利益率(クリニック応需、総合・大学病院応需等)などから経営状況にあった年収を出しているかもポイントとなってきます。

 

 ●チェック3.転職先の職場情報をしっかり入手

 

 複数店舗展開をしている調剤薬局やドラッグストアへの転職の場合、企業情報よりも実際に働く店舗の情報を調べておくことが重要です。

 

 求人・転職サイトや、求人誌の求人広告、企業HP等から企業・店舗情報が調べられると思いますが、表に出ているを情報を収集することに限定されると言えます。

 

 しかし、長く働ける職場とは、ただ希望の条件が合っているだけではなく、その職場に“居心地の良さ”を感じられるかどうかも重要ですので、実際に職場で働いた際の具体的なイメージが持てるように、応募の背景について目に見えない内容も知っておく必要があります。

 

 ★この転職アドバイスは、日本調剤ファルマスタッフのコンサルタントより

 

【ある薬剤師さんの転職成功例】

 

 今まで多くの薬剤師さんとお会いし、転職の縁結びをさせていただきました。一言で転職と言いましても、その背景はお会いする方すべて違います。本日は「ある薬剤師さんの転職成功」をお話しさせていただきます。

 

【代表的な転職理由の例】

 

人間関係
・キャリアアップ、キャリアチェンジ
・勤務条件面での不満(収入、休み、仕事内容、仕事の量)
・将来への不安
・ご結婚〜ご出産〜育児
・転居
・店舗閉鎖

 

 このように大きく分けられますが、やはり一番多い理由が「人間関係」です。他の理由についてはほぼ同数といったところでしょうか。人間関係はどうしようもないケースもありますよね。

 

 

 でも多くのケースで「順応・変化」することが出来なかった方が多いように思います。

 

 自分が変化することにより、人間関係だけでなく、仕事内容、収入、会社への不満も一気に解消することもできるのです。

 

 そんな「転職成功」された薬剤師さんの事例を「思考と志向の変化」からご紹介させていただきます。

 

【ある薬剤師さんの変化】

 

@転職を考え、初めて自分の足りない部分を冷静に見つめることが出来た。
 ↓
A転職活動を通しての出会いから、他人に対する思いやり、他人の性格を理解することの大切さに気付いた。
 ↓
B自己の欠点と、他人に対する思いやりと接し方を学び、今まで苦手だったタイプも、そう見えなくなった。
 ↓
C人間関係に対する苦手意識がなくなった事で、多くの事を前向きに考えるられるようになった。
 ↓
D今まで重視していた知識・スキル向上や、収入もあまり気にならなくなった。
 ↓
E薬剤師として目指すべき自分がようやく見つかった

 

 

 これはあくまでひとつの事例ですが、思い悩まれている方へのヒントになれば幸いです。これからも良い縁結びが出来るよう、皆様との出会いを楽しみにしております。

 

 ★このアドバイスは、エムスリーキャリア(m3.com Pharmacist)のキャリアコンサルタントより

 

 

 

「エムスリーキャリア」の公式サイト


 
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