MRで転職するには

MRの資格をとるには

 MRになりたい(MRで転職したい)と考える人がたくさんいますが、どんな人がなれるのか調べて見ました。認定機関である「MR認定センター」と実際の現役MRの方からの情報を紹介して見ます。

 

 まず、なるための学歴や資格からです。薬学部系の学科を出ないとその資格がないのでしょうか。新卒で、(薬剤師や企業の営業など)一旦就職した後に、何らかの理由で転職を考えている向けに書いて見ましょう。

 

【受験資格を得るには】

 

(公益財団法人である「MR認定センター(旧財団法人医薬情報担当者教育センター)」からの引用です。)

 

 MR認定センターの【受験資格を得るには】という ページには、登録企業に在籍していない方が受験資格を得るには、

 

 ●製薬企業またはCSO(MR派遣業)で導入教育を受講し、修了認定するか、センターの教育研修施設で基礎教育300時間を受講し、修了認定する

 

ことで受験資格が得られます。

 

 後者の場合は、ただし書きが付いています。対象者は、原則4年制の大学卒以上(注記)の人で

 

 「教育研修施設で受験資格を得た場合は、MR認定試験合格後、製薬企業またはCSOに入社し、実務教育150時間と実務経験(MR経験)6ヵ月が修了しないとMR認定証を取得する事が出来ません。」

 

 この教育研究施設の一覧もサイトに公開されていて、「シミックエムピーエスエスや医薬情報教育研究所」の名前がありました。

 

(注記)原則4年制の大学卒以上: 高校卒業後、企業で4年間就業した者や、・・と同等以上の知識を有するとセンターが認めた者などが含まれます。

 

 さて、実際の現役MRの方からの情報を紹介しますと、

 

 ●「薬学部でない人も沢山いますし、法学部や経済学部といった文系出身者も少なくありません。どこの企業も、4年生大卒以上であれば学部にはあまりこだわってないですよ」

 

 この記事を書いた外資メーカーMRだという(ヤフー知恵袋仮名:zomedogさん)方によれば、「私の会社は大手ですが大学名にもこだわってません。」とのことでした。つまりは、学歴にはこだわらない実力の世界ということです。

 

 

 以上の情報から、MRになるためのステップの概略は、およそ次のようになります。

 

 1.認定センターの教育研修施設で基礎教育を受講し修了認定され、受験資格を得る。
  MR認定試験に合格する。

 

 2.MRを募集している製薬メーカーまたはCSOなどに入社(転職)する。

 

 3.(実務教育)入社した企業の製品知識を取得する。この実務教育が150時間。

 

 4.MRとして実務経験6か月を修了する。
  この後に、MR認定証を取得する。

 

 新卒の人がMRになる場合は、分かりやすく、製薬メーカーなどに入社して半年近くの研修の後に、1番目のMR認定試験に合格。3番目の、その企業の製品知識を取得。4番目の、MRとして活動経験(6か月)を積んだ後に、「MR認定証」をもらうことになります。

 

 

【「MR認定試験」に合格するには】

 

 まずは、MR認定センターが行う、「MR認定試験」に合格しなければなりません。試験は、毎年12月に東京と大阪で行われます。

 

試験科目は3科目で、「医薬品情報、疾病と治療、医薬概論」です。試験の範囲は、MRテキストから出題されるそうです。

 

なお、医師、歯科医師、薬剤師の方は、医薬品情報、疾病と治療の2科目が免除されるとのことです。

 

 

 なお、勉強のサポートとして薬剤師国家試験の予備校をやっている薬ゼミなど研修を行っているところもあるようです。

 

 

(本調査は、MR認定センターと、口コミサイト大手のヤフー知恵袋(薬剤師 企業 MRなどで検索)中心に行いました。)

MRで転職するには

 口コミサイト大手のヤフー知恵袋で、現在MRからの人たちの回答を読んでいますと、MRで転職は、倍率が高いため、かなり厳しいようです。
(調査は、ヤフー知恵袋(薬剤師 企業 MRなどで検索)中心に行いました。)

 

 (薬剤師として)新卒採用で就職するときに、「MRになるための就職活動」をするのが一番良いと言う人もいました。

 

 ●「製薬会社の正社員MRの新卒採用倍率は100倍ぐらいです。さらにキャリア(中途)採用はさらに狭き門になります。」(元MRの人)

 

 また、新卒で、(薬剤師や企業の営業など)一旦就職した後に、何らかの理由でMRに転職したい方は、派遣社員を経て正社員になるのが、採用されやすく、近道であるとも言われています。

 

 ●「同じ職場に何人か派遣のMRの方がいます。派遣を経て正社員になるMRは多く、採用もされやすいものの、可能なら直接企業で採用された方が格段にいいそうです。結論から言うと派遣は最後の手段だそうです。」(外資系MRの人)

 

 最後の手段という意味は、派遣という形態での業務は2つの会社に所属するため、忙しいなど不利な面があることを指しています。

 

 また、比較的小さな製薬会社でも、特定の分野に特化した製品開発によって、その分野では大手の製薬会社以上の強みをもったメーカーがあり、「スペシャリティーファーマ」と呼ばれていますが、こういったところでは、薬剤師の資格があると、有利になるそうです。

 

 ●「中小企業はMRが管理薬剤師など他の業務を兼任することがあるので薬剤師を必要としています。」(外資系MRの人)

 

 ●「入社した(中堅の)製薬企業で3〜4年経験を積んで、30歳までに大手製薬企業へ行く若者は多いと思います。この業界転職は多いですよ。MR資格と実力が身に着けば声はかかりますよ。」(MR歴15年の人)

 

 

 以上、MRで転職する道はハードルが結構高いですが、それに見合った報酬(注記)が期待できます。安易な道ではないようですが、自分のキャリアをじっくり見直して、しっかりした計画を立てるのが良いのではないでしょうか。

 

 (注記)上場製薬メーカー勤務のMRになると、平均1100万円以上という高年収ということです。詳しくは、薬剤師の年収相場ページの「MRの仕事とその年収」

 

 

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